(1)子どもの前で親が悲観的にならないようにしよう
1 時々深呼吸して、親が冷静さを失なわないようにする
2 「こういう悪いこともあるけど、~~~っていういい面もあるよ」と言葉にする
(2)子どもの気持ちに耳を傾けよう
1 子どもには「そんな気持ちになっちゃだめ」と言わず、 どんな気持ちも否定しないで受け止める
2 どんな気持ちも否定せず、「そんな気持ちになるよね」と認める
(3)子どもの誤った思い込みは修正しよう
1 子どもが自分のことや感染症のことで誤解をしていたら、正しい知識や情報を教える
2 「うつった人」は決して「弱い人」「ダメな人」ではないと説明する
(4)何度も同じ質問を繰り返すときは、子どもなりに不安を乗り越えようとしている時期と思おう
1 親がいつも答えをわかっていなくてもいい。わからなかったら、一緒に調べようと誘ってみる
2 何度も質問を繰り返す質問には、同じように答えると安心する場合がある
(5)親がそばにいられない時には、安心できるものをそばにおこう
たとえば、ぬいぐるみ、お気に入りのカメラ、図鑑、親が書いた手紙や親の声を録音したもの など
(6)ひとりぼっちではないこと、誰かとつながっていることを伝えよう
1 親や信頼している人の連絡先(メールやラインなど)を教える
2 世界中の人たちで力を合わせていることについて話す
(7)テレビの深刻な報道に長時間さらさないように気を付けよう
テレビを消す時間を作ってね。 報道以外の笑える番組も観ようね。 ただし時間をきめて。
(8)親がリラックスしよう、愚痴をこぼそう、ひとりになろう。
「手抜き」「息抜き」を大切に。 一人きりになる時間をとっても、一人ぼっちにならない。